誰も知らない“うつ”の話 ~あなたの愛する人が「うつ」になったらどうする?~
皆さん、こんにちは。ツリーミニットです。皆さん、セコムじゃなくてマインドフルネスしてますか?私はしてます!!
んで、私は親知らずが3本はえています。最近、4本目がなぜかこのタイミングで生えてきましたwww なんで? 私もついにやっと大人になれるんでしょうか?www
本日は表題にあるように、愛する人に限らずあなたの周りの人が「うつ」になった場合どう接していいかを私の実体験をもとに、シェアさせて頂きます。ある人からもリクエスト頂いたので!! Mさんありがとう!! ロハス!!!
本日も、例のごとく長いっす!! 一人で静かなところで読んでいただきたく存じます。私に10分だけ時間ください。
では参りましょう。
まず、あなたがすべきこと
「うつ」の状態は様々です。軽度、中等度、重度様々です。また、症状も様々です。
なので、まず、その人の状態を見極めてあげてください。観察してください。
重要なのは、【睡眠状況】【コミュニケーションはどの程度できるか】【食欲】【感情の起伏(イライラ?落ち込み?)】【症状】です。
「うつ」になると自身の事を冷静に見れなくなります。自分が「うつ」だなんて微塵も思ってない人もたくさんいます。 なので、その人が近い存在であればあるほど「客観的に」観察してあげてください。 そしてメモる。
これはのちのち必ず、役に立ちます。できれば行動や、言動もメモってあげた方がいいです。
実際に私の妹がこれをしてくれました。ありがとう、Jちゃん!!助かった!!
なぜかというと、「うつ」の患者さんはひどくなると自分で自分の事を話すことができません。話せても時系列がバラバラだったり、支離滅裂になりがちです。
医療機関にいくと必ず、上記の事は聞かれます。その時にそのメモを渡せば、話が早いんです。
っでポイントは「調子が悪くなった時期」も必ず添えてください。お医者様は患者さんが、どのフェーズ(病態の時期)にあるのかを診ます。
風邪でもそうでしょ?引き始めか?咳はでるのか?熱があるのか?鼻水は?
それに合わせて、薬を処方したり、安静を伝えたりしますよね。
ちなみに、「うつ」は「心の風邪」と表現されますがとんでもないです。
「うつ」は「心のガン」です。それを肝に銘じましょう。私も銘じてます。
次にあなたがすべきこと
これはマスト事項です。必ず、一緒に医療機関について行ってあげてください。
そして、患者さんが先生と話すのを聞いて、補足か、代わりに話してあげてください。
「うつ」は自分だけでは治すのは難しいんです。私が身をもって体験したことです。
ただ、適切な治療を行えば「寛解」にいたります。(症状が落ち着いていること)
医療機関で処方された薬は必ず、服用するように管理してあげてください。私は自分で何とか飲めましたが、認知機能が落ちるので飲み忘れ等が頻発することがあります。
っで、今から絶対にやってはいけないことを言います。それは、、、
「自分の勝手な判断で、薬を絶対にやめない」
です。
なぜかというと。「うつ」の薬は精神や脳に作用します。急に断薬してまうと「離脱症状」といいまして、とんでもない副作用に見舞われることがあります。これは本当です。身体だけだと何とかなるのですが、精神にも作用するので最悪「自殺」することもあります。
少し、大げさやなと思うかもしれませんが、事実です。なぜそうなるかというと、長くなるので、今日はやめときますwww
なので「抗うつ薬は漸増、漸減」が大原則です。お医者様の指示に必ず従うようにしてください。徐々に増やし、徐々に辞めていく。
精神症状が落ち着いても、最低半年は飲み続けます。
お医者様もインフォームドコンセントといいまして(昔はムンテラと呼ばれていました)患者さんにしっかりと説明する義務があります。だから必ず言ってくれますので、真摯に受け止めましょう。お願いしまっせ!!
実はわたくし、薬を売っていたことがありますので、よくわかるんです。薬は素晴らしいですが、「諸刃の剣」でもあるんです。(危うく自分が売っていた薬を処方されそうになったこともありますwww 断りましたがwww)
あなたが、「うつ」病患者さんに接する方法
これが本日の一番伝えたいことです。まず大前提として
「うつ病」患者さんの気持ちは「うつ病」患者さんしかわかりません!!!!!!!!!!
(つい先日も過去に「うつ」になった事がある方と話ししましたが、めっちゃ気持ちも状況もわかりましたよwww ありがとうRさん!!)
ガンになったことないのにガン患者さんの気持ちはわかりませんよね?
っで、「うつ」病は「なまけ病」ではありません!!!!!!!!!!!!!!!
(ねっww Rさん♡)
一見、身体は元気に見えて、(血や傷がないからね。)全然大丈夫やん。っと。たださぼってるだけやん、だらけてるだけやんっと、思うことがありますが、そんなことねー!絶対にねー!ふざけるなっ!!
目に見えませんが、「心」は傷ついていて、【血】を流しているのです。
目に見えませんが、「心」は傷ついていて、【涙】を流しているのです。
耳には聞こえませんが、「さびしいよ!!」って叫んでいるのです。
耳には聞こえませんが、「愛してくれ!!」って叫んでいるのです。
耳には聞こえませんが、「助けてくれ!!」って叫んでいるのです。
はいっ↑これほんとう!!
っで言ってはいけない言葉があります。それは、、、
「頑張って」です。
「うつ病」患者さんは十分頑張ってるんです。
んで、頑張ったから「うつ」になったのです。
頑張り屋さんが、「うつ」になります。
気遣い屋さんが「うつ」になります。
責任感が強い人が「うつ」になります。
繊細さんが「うつ」になります。
決して「弱い」から「うつ」になるんじゃないんです。マジで。
「弱い」から「ガン」にならないでしょ?
っで「うつ」が寛解になっても、絶対に「あなたが弱いから「うつ」になったんや」って冗談でも言ったらだめですよ。
傷つきますよ。ほんとに。やめてあげてね。僕は大丈夫やけどwww かんけーねー
「言葉」は素敵です。私は「言葉」が大好きです。
「言葉」をメロディーに乗せれば「歌」になります。
「言葉」を紡いで、短い文章にすれば「詩」になります。
「言葉」に願いを込めれば「言霊(ことだま)」となって実現します。
最後がミソです。「言葉」に願いを込めれば実現してしまうのです。
これは素敵でもあり、怖い事です。
「言葉」は人を守る武器にもなり、「言葉」は人を傷つける武器にもなるのです。時に、人を死に至らしめる効力ももちあわせているのです。
「言い方」を気をつけてね。
誰でも「うつ」になるんです。この時代。それを忘れないでください。
この時代だけでなく、実は有史以来ですが、それはまたの機会に♡
っで、もう一つ言ってはいけない「言葉」があります。
それは
「昔はできたのにー、昔はあなた良かったのにー、昔はいい子やったのに」
です。。。
「うつ」病患者さんは過去にとらわれることが多いです。しかも、自責の念が強いので、過去を否定しているのです。自分の過去を消し去りたいのです。自分が嫌いなのです。自信も完全に喪失しています。
私もそうでした。(今は自分が大好きですけどね!!!!www)
んで、過去にいい子ちゃんやったから、しんどくなってるんです。これほんまでっせ。
じゃあ、どうすりゃいいねん!!あれも言ったらあかん、これも言ったらあかん!!どうしようもないやんけ!!って声が聞こえてきますwww
本当にその通りだと思いますwww ややこしいですよねwww でも救える言葉もあるのです。それは超簡単!!これらです↓
「ゆっっくり休んでね」
「お金の心配はいらないよ、ほらこんなにお金あるよ」
「今まで、ほんとによく頑張ったね」
「あなたの事、好きよ、愛してるよ」
「大丈夫、どこにもいかないよ」
「いっしょに二人だけで、ゆっくり旅行でもいこうか?」
「ずっとそばにいるよ」
です。言ってみてくださいね。もし、私が、「うつ」でしんどい時これを全部言われていたら、もっと早く良くなっていた事でしょう。でも私はこのペースで充分やけどねwww
あと1番下の妹が私にくれた、言葉があります。
彼女がわざわざ私の入院先にお見舞いに来てくれた時です。彼女は私の病室で言いました。 私はしんどいので、横たわってます。
「お兄ちゃん、あのさー 私もしんどい時あって、身体が動かん時あってんや、でもその時教授が言ってくれた言葉があんねん。(彼女は大◯大学で研究員として働いていました。超優秀です。でも今は好きな事を見つけ、邁進してます。)
今、お兄ちゃんは心も身体も止まってるやん、動いてへんやん、、、でもずっとこのままなわけないやん、ほんまはお兄ちゃん、めっちゃ動く人やん、でな、教授がなこう言ってくれたことがあってん。
「水は動かさないと、ほっといたら腐ってしまうでしょう。人間の身体も90パーセントが水で構成されています。
人間も、動かないと腐ってしまうのです。それは心も身体も同じです。ですので、動きましょう。」
って言うてくれてさ、私めっちゃ納得してんや。
だからお兄ちゃんも今は止まってるけど、退院したらうごくやん。だからまた動くと、色んな、出会いもあるし、また歯車が回り出すねんって。だから、今はゆっくりしてな。お兄ちゃん、大丈夫やで。」
この言葉は私の頭に焼き付いています。
妹よおおきにぃ♪
彼女は今日イギリスから帰ってきます!
おかえりなさい♡
あの苦しみがあったから、今がある!!って最近思えれるようになったんだあ♡
あなたも疲弊しないための注意点
家族や、近い人が「うつ」になったら、大変です。子供みたいになるからね。
だから、少し注意点があります。
それは、あなたも「うつ」にならない事です。「うつ」にはならないまでも、つかれるよね。よくわかる。引っ張られるんですね。
共倒れになったら元も子もありません。特に旦那や奥様が「うつ」になってしまった場合はなおさらです。子供の事もありますし、自身の仕事も、家事もあります。
もし、「うつ」病患者さんを受け入れられないと思えば、その人の親、兄弟に預けてください。
っであなたは、取り合えず、日々を保ちましょう。
ご飯をしっかり食べ、良く寝てください。子供たちの事をして、仕事はそこそこに。
少し余裕を持ちましょう。身体的にも精神的にもね。その余裕があなたも、あなたの伴侶も救うことになります。必ずや、、、
なぜ、親や、兄弟に預けるかというと、少し厳しいかもしれませんが、
所詮夫婦は他人なのです。
これは真実です。所詮「血」はつながっていないのです。
近づきすぎるとやけどします。ほんとに。私は身をもって体験しました。
入院時やディケアに通っているとき、夫婦二人三脚で頑張っている家族もありました。それができる場合はそれに越したことはありません。本当に幸せそうでした。
でもそれが無理な場合は少し距離を取りましょう。
私の場合は母が誠心誠意尽くしてくれました。
母さん、ありがとう。母さんの子供に生まれてよかった。最高の母親やで。ほんまに。
父も誠心誠意尽くしてくれました。
親父、ありがとう。あなたの背中を見て育ってよかった。本当にありがとう。
妹たちも誠心誠意尽くしてくれました。
君たちが妹でよかった。こんな兄ですが、これからもよろしくね。
っで、親友たち、同級生たち、同僚たち、かつての顧客だった先生たち、最近出会ったみんな、僕の家族、ありがとう。
みんなのおかげで楽しく生きれるぜ!!!!!!!!!!!!
最高だぜ!!!!!!!!!!!!!
最後に
今日も長くなりしたが、想いをキーボードに乗せて楽しくかけました。手が止まりませんでしたwww最後までお読みいただき、誠にありがとうござます。
最後に、書き忘れてましたが、「うつ」の時には医学的な立場から見た「禁忌」事項(絶対にやってはいけないこと)があります。これは私が実際に主治医から何度も言われたことです。それは、
「退職」と「離婚」です。
「うつ」になると正しい判断ができず、人生にとって重要な事を簡単に決めてしまい、多くの人が後悔している現実がたくさん、たくさんあるそうです。
それは「うつ」になった側もそうでない側もらしいです。特に子供がいたら尚更らしいです。
彼、彼女達には一切責任はありませんもんね^_^
主治医たちはこぞってそれを私に伝えましたよ。
なので、この二つはやめましょうね!!後から考えてもおそくない。ね?
では今週も皆さまにとって良い一週となりますように。
「言葉」を大切に行きましょう♪そして「言葉」を大切に生きましょう♪ ちゃお